- EIKO ITOH
命を選ばないというけれど
雷雨の夜、夕方に見かけた野良猫がどうしているか気になります。
家の中にいる猫達も外にいる猫達も同じ猫なのに
とても、複雑な気持ちになります。
分け隔てなくすべての命を助けようと思ったら
私達は生活を捨てなければならなくなって
助ける側ではなく
助けられる側になるのかもしれない。
可愛くて、可哀想で、選ぶことなんて出来ない。
でも、選ばなければ。
自らのキャパシティーを超えてしまえば
ただの一頭も幸せにすることすら出来なくなるのが現実なのだ。

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